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404 迷い犬 not Hound

稼働率7割以下で日々を生きる(twitter:mochigase404)

No残業手当と管理職と

‪こんにちは。もちがせです。‬
‪ふとツイッターのタイムラインを見ていた時に、こんなニュースが目に飛び込んで来ました。‬

はるやま商事が「No残業手当」を導入へ 達成で1万5000円を支給‬
http://news.livedoor.com/article/detail/12533599/

‪制度の概要としては、‬
1. ‪月間の残業時間ゼロを達成した社員について、一律で1万5000円を支給する』‬
2. ‪実残業による手当ては変更なく継続するが、残業手当が1万5000円に満たなかった場合も、‬
‪ 実残業手当+(No残業手当 - 実残業手当) = 1万5000円‬
‪ になるように計算され、1万5000円は支給される‬
‪というもののようです。‬

‪実際のはるやま商事さんのお言葉なのか、‬
‪上記のリンク先の記事のライターさんが考えられたお言葉なのかはわからないのですが、‬
‪『”‬残業をしない生産性の高い”社員の評価制度』
という表現がとてもいいな、と思っています。


‪私が現在籍を置いている会社でも、‬
‪朝早くに出社し、夜遅くまで残業している人に対して、‬
‪「頑張ってるね!」‬
‪と声をかけている姿をたまに見かけるんですが、いつも違和感を覚えるんですよね。‬
‪その、『時間』というコストを大量投入しなければならないということの背景に潜んでいるかもしれない、‬

‪・業務の分担がきちんとされておらず一人に対してキャパオーバーの量となっている‬
‪・そもそも受注の量などが人員に対して過度である‬
‪・業務の中で効率化出来る(工程を自動化するプログラムを作る、マシンスペックをあげるなど)部分がないか見直しができていない‬

‪という点に関して改善策を考えようということが一切頭にないのかな、時間という「量」が必ず仕事の「質」をあげるわけではないだろうにな、‬
‪と頭の片隅をそんな考えがよぎるからなんですけどね。‬


‪ところで、冒頭で紹介した記事で、‬
‪全体的にはいい施策だと思うんですが一点気になったことがあります。‬
‪それは、今回の施策については『管理監督者が除外対象になっている』という点です。‬

管理監督者、役職についている社員が残業代の支給対象から外されるということは、そう珍しくはないことだとは思います。‬
管理監督者である、役職についている、そのことで支給される手当、‬
‪一般社員よりもらえるであろう給料が多いということが、理由になっているなら問題ないと思います。‬

‪ですが(はるやま商事さんの状況はさておき)‬
‪そうしたものがほとんどない、‬
‪いわゆる『名ばかり管理職』だったとしたら。‬
‪そう考えると、今回のような施策にしろそもそもの残業代支給にしろ、‬
‪『出世して責任ばかり重くなったけれど、それに対する報いがない』‬
‪と思う人も出てくるのではないかと思います。‬

‪また、そういうニュースが取り沙汰されている現状があるからこそ、‬
‪出世意欲の低下、が一部でも若者の間で出てくるのは自然なことだと思うのです。‬


‪以前に私は、‬
‪『ヨコのつながりは本当にモチベーションアップにつながるのか』‬
‪という記事を掲載しました。‬
http://mochigase404.hatenablog.com/entry/2017/01/05/235951

‪ヨコのつながりという、仲間意識。‬
‪上司ときちんとコミュニケーションを取ることができる、というタテのつながり。‬
‪そうしたものに、壁はないですよ、だから働きやすいんですよ、というアピール。‬

‪上記の事柄も、働く先を選ぶ一つの指標として大切にしている人はいると思います。‬

‪ですが、部下は上司の待遇面も、結構見てると思うんですよね。‬
‪特に尊敬できる上司と出会えた場合。‬
‪仕事ぶり、成果に比して報われているように見えるか否か。‬
‪それは、ひいてはその会社で頑張り続けた場合の未来の自分の姿でもあるからです。‬


‪なのでこういう施策がもっと広まってほしいな、と思う反面、‬
‪役付の人たちにもきちんと、その方々の職務と責任に見合った報酬があるように。‬
‪一部団体を除いて会社というものが慈善事業で成り立っているわけではないように。‬
‪働いている側も、慈善事業として仕事をしているわけではないから。‬
‪世の中の風潮がもっとそちらの方面でも安心できるものとなるように。‬
‪そのことをつい、どこかで願ってしまう自分がいます。‬