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404 迷い犬 not Hound

稼働率7割以下で日々を生きる(twitter:mochigase404)

無料公開という宣伝とクラウドファンディングと

こんにちは。もちがせです。

先日書いたこちらの記事に関して。

『無理公開も宣伝のうち?』
http://mochigase404.hatenablog.com/entry/2017/01/20/130331

思わぬ続報(?)が出ていたため、
いつもと趣旨を変えて、前回の記事の続きであるこの記事を書いています。
まず、キングコング西野さんの絵本無料公開後に起きた事の経緯はこんな感じです。

1)西野さんが絵本を無料公開したことに関して、声優の明坂聡美さんが疑問視するツイート
2)西野さんがその発言について、彼女の名前をタイトルにしたブログ記事を投稿し、反論
3)明坂さんも反論された上で、ツイートの無断転載に関して各所に相談


……まず、率直な感想としては以下2点。
1)そもそも明坂さんも最初の疑問視するツイートの段階では直接に西野さんの名前を記載、西野さん個人宛にリプライを送っていたわけではないので(絵本のタイトルは入れていたものの)わざわざ自分と絵本に関するツイートを日頃からエゴサーチしていたのか?という疑問。
2)西野さんのほうが知名度が高いであろうことを差し置いても、直接自分にあてられたわけではないツイートに対し、名指しでブログを書いてしまうことは大人気ないのではないか。

ですが、上記に関してはひとまず置いておきましょう。
以下は、上記の流れを受けて、アニメ監督・山本寛さんが投稿された以下のエントリーをご覧いただければと思います。

‪西野くん。 : 山本寛
http://lineblog.me/yamamotoyutaka/archives/13111069.html

西野さんの名指しタイトルのエントリーを見た後にこちらの記事を読ませていただいたんですが……

第一の所感としては、
『やはりあれは、無料公開という名の宣伝だったんだよね?!そう考えているのはわたしだけじゃなかったんだよね?!』
という安堵感でしょうか。

西野さんの今回の絵本の無料公開に関するエントリーですが、
最初は確かに、お金のことが障壁となって絵本が買えない子どものために、
ということに重きを置いていたような内容の記事だったように思うのです。
(わたしには100%そうだとは感じられませんでしたが)

ですが、こちらの記事を読むと、

‪声優・明坂聡美の危うさ。 : キングコング 西野 ‬
http://lineblog.me/nishino/archives/9256535.html

前回わたしが記事内で書いた内容以下の内容の通り、

『要約すると。 ・無料公開以外にもご自身の負担のみで、今回手紙を送ってくれた小学生に絵本を届ける方法はあったと考えられる ・無料公開に踏み切った、という行為の是非はさておいて、色々と持論を説明してしまったがために、 『お金がネックで絵本を手にできない人がいることが悔しい』 という目的が見えづらくなった。 ・無料公開に踏み切った結果売上が伸びたと宣伝してしまった (上記を含め、とにかく話題になることで売上が伸びることを予見できていたのではないか)
以上のことが、私にとってはこの一連の流れも一種の商法だったのではないかと思った理由である、ということです。』

やっぱりこの無料公開は、
マーケティング的な観点(売上アップ) >>>お金のことがネックになって本を買えない小学生の為
ということだったのね!というように思えて来てしまうんですよね……
それを西野さん自ら、結局ネタバラシしてしまっている。


ところで。ここまで書いておいてなんですが、
その、西野さんが絵本の無料公開に踏み切った行為、
その行為の経緯について、
本当に誰かのためであればそれはいいことだと思いますし、
商売のためなのだとしたら、もっとうまく隠せればよかったですね、くらいにしか、
わたし個人は思っていません。

(先に書きました通り、
知名度が自分の方が高く年上であるという状況にありながら、
自分に充てられたわけではないツイートに対して名指しで反論したことに関しては、
大人気ないのでは、とは思いますが)

(自分が前回書いたことについて、
自分自身が穿った見方しかできないダメな人間だったのだ……
と思う必要はなさそうだということにホッとしてもいます)

 

(ところで、広告費も入っていたんですね……全額寄付されるとのことですが……)

 

 

どちらかというと今後問題になってくるとすれば、
『絵本の製作はクラウドファンディングによって出資を募り、そのおかげで出来たものであるのに、出資者に対して無料公開の可能性を事前に告知しなかったことは問題にならないのか』
という点でしょうか。
(明坂さんも出資者の一人だったようです)

TVコマーシャルのスポンサー契約とはまた違ったものでしょうし、
著作権云々の権利は西野さんと出版社側にあるでしょうけれど、
無料公開するにしても、発売からあまり日が経っていない中で行なわれた、ということは、
場合によっては騙された、と言われてもしょうがないのでは……とも思います。

お金を返せばいいのか、という問題ではなく、ね。
信用や彼自身のイメージにも関わってくる部分もあるでしょうし……
現在彼の本の売上が上がっていることは良いことなのかもしれませんが、
次の作品を出版される際に、今回の騒動が影響しないといいな、と思います。

 

 

 

 

追伸。

ちなみに今回の、名指しで声優さんの発言を取り上げる手法は、彼女のファンの方など、いわゆるオタク層の方々を焚き付けてアクセスアップを目指す意図もあるかと思います。

つまるところ、炎上商法ですかね。

もし彼のやり方に心底怒りを感じる彼のファンの方、声優ファンの方がいらっしゃるとすれば、

今回上手くいってしまった場合に別の方がまた晒し上げのように取り上げられる可能性もあるかと思いますので、

そっとブロック、ミュートなどをする、アクセス数に貢献しないことをお勧めします。

(彼のキャリアを考慮すると、炎上に頼らない芸、手法をもっとお持ちになられていてもいいのでは、と個人的には思いますけれども。そういう意図ではないことを願っています)